王様のキャリー
→本の情報はこちら 著者名:まひる/著 出版者:講談社 出版年:2024.8 |
【第64回講談社児童文学新人賞】 題名の「キャリー」とは、上手なプレイヤーに勝利に導いてもらう意味のゲーム用語です。勝生は憧れのゲーム配信者・リオに病院で偶然出会い、一緒にゲームをすることに。リオは車椅子に乗って生活していて…。
あした、弁当を作る。
→本の情報はこちら 著者名:ひこ・田中/著 出版者:講談社 出版年:2023.2 |
【第64回日本児童文学者協会賞】 「ぼく」は弁当を作るのも、洗濯も全部自分でやりたくなりチャレンジしてみます。そういうことは専業主婦の母に任せればいいと両親は反対しますが…。家族の在り方を考え直す一冊です。
杉森くんを殺すには
→本の情報はこちら 著者名:長谷川まりる/作 出版者:くもん出版 出版年:2023.9 |
【第62回野間児童文芸賞】 「わたし」は杉森くんを殺そうと決意します。逮捕されることを考え、今のうちにやりたいことをすべて行動に移す計画を立てます。物語が進むにつれ明かされていく杉森くんとわたしの関係や、過去にあった事件の数々。わたしが杉森くんを殺そうとした理由とは…。
きみのいた森で
→本の情報はこちら 著者名:ピート・ハウトマン/作 出版者:評論社 出版年:2021.1 |
【2019年 エドガー・アラン・ポー賞】 スチューイと親友のエリーは毎日のように森で遊んでいましたが、ある日エ リーが目の前で消えてしまいます。その後一瞬だけ会うことができたエリーは、消えたのは自分ではなくスチューイだと言い…。スチューイは謎を解くために森に隠された秘密を探します。
夜の日記
→本の情報はこちら 著者名:ヴィーラ・ヒラナンダニ/著 出版者:作品社 出版年:2024.7 |
【2019年ニューベリー賞オナー賞】 第二次世界大戦後、インドはヒンドゥー教の国・インドとイスラム教の国・ パキスタンに分かれて独立することになります。主人公の少女ニーシャは亡き母に向けて、苦難の日々を日記につづります。
ラウリ・クースクを探して
→本の情報はこちら 著者名:宮内悠介/著 出版者:朝日新聞出版 出版年:2023.8 |
【第11回高校生直木賞】 電子国家エストニアに生まれたプログラマ、ラウリ・クースク。エストニア独立という歴史の中で、「戦って歴史を動かした人間ではなく、逆に、歴史とともに生きることを許されなかった人間」であったラウリの生涯が静かに語られます。
雲を紡ぐ
→本の情報はこちら 著者名:伊吹有喜/著 出版者:文藝春秋 出版年:2020.1 |
【第8回高校生直木賞】 不登校になってしまった美織は母と口論になり、岩手の祖父のもとへ家出し ます。そこで祖父に羊毛を手仕事で紡いで織る「ホームスパン」の技術を教えてもらい…。
同志少女よ、敵を撃て
→本の情報はこちら 著者名:逢坂冬馬/著 出版者:早川書房 出版年:2021.11 |
【2022年本屋大賞/第9回高校生直木賞】 時代は 1942 年の独ソ戦。ロシア人の少女、セラフィマは村と家族をドイツ軍に惨殺されます。セラフィマは復讐を誓い、ソ連の女性狙撃手として戦うことを選びます。戦争とは、敵とは、を考えさせられる 1 冊です。